新感染症が蔓延した社会はどうなるのか新感染症未来図

新感染症が蔓延した社会はどうなるのか新感染症未来図

新感染症がこのまま定着した社会はどうなるのか。ワクチンが期待されていますが、3ヵ月しか効果がないとも云われています。では年に4回も打たなければならないのか。ワクチンの効果が限定的だとすると、今の様な新しい生活様式は今後も長らく続く可能性もあります。

しかし、テレワークや自宅勤務や時差通勤が進み、一時は9月入学まで検討されるなど、社会の変革を促す原動力にもなりました。100年経っても無理とも思われていた事が尽く実現するという前代未聞の変化に刮目したのも事実です。

これからどうなるかはまだまだ未確定要素が多いのですが、予想してみましょう。

ワクチンは医療従事者が優先すると思います。医療従事者が進んで打たないと誰も敬遠して打たなくなってしまいそうです。あと重症リスクの高い高齢者。若者は軽症又は無症状の人が多いので、ワクチンをするモチベーションが余りないでしょうか。

高齢者と基礎疾患がある人だけワクチンをすれば、重症化は殆ど防げますので、新感染症は殆ど風邪と同じ感じになります。そしたら別に蔓延しても良いのではないかと思います。勿論、風邪だって掛かりたくないものですから、マスクや距離や3密を防ぐ必要は有りますが、今ほど必死にならなくても良い気がします。

だから今の状態が続くものの、もっと緩くなっていくのではないでしょうか。新感染症になるのは自己責任という風潮になって行くのでは。それでも重症化する人が殆どいなくなれば、その程度で済んで行くと思われます。

ワクチンが出来て新感染症が感染症の指定から外れれば、入院措置も不要になり感染者の発表も無くなります。風邪が何人罹っているかなんて誰も知らないように、新感染症も今流行っているから気をつけてと季節の挨拶になって行くかも知れません。

そうなると誰も風邪と新感染症の区別が付かなくなるので風邪の事を新感染症と呼ぶのか、新感染症の事を風邪と呼ぶかは分かりませんが、そんな扱いになっていくかも知れません。そんな感じで社会に吸収されていくイメージです。

しかし、社会の中でマスクや社会的距離、3密を防ぐなどは何となく残っていて、今より風邪に罹り易い社会として認識されて行くのかもしれないです。そんな感じで社会に定着していく感じでしょうか。

再考、新感染症後の世界
終息に向かう今だからこそ、もう一度考えてみよう