世界は悪い流れ、女性問題の先鋭化は正常化とは言えない

世界は悪い流れ、女性問題の先鋭化は正常化とは言えない

特に日本は女性の社会参加が先進国の中で遅れている事が問題になる。もちろんこれは問題ではあるだろう。しかしこの件が欧米社会の尺度で進められている事には違和感がある。オリンピックもその最たるものです。

また、こういうとアジアを隠れ蓑にするな、男性社会を残そうとする保守勢力の言い訳だと批判されるだろう。勿論国際社会に参加するなら、日本は日本のやり方で進めると言っても通らないだろう。

これは中国が言い訳にする中国のやり方に国際社会が非難する構図と同じになってしまいます。しかし欧米社会はやはり自分達の考えが普遍的で正当性が有るものだという考えが抜け切らないと感じます。これは昔聖職者達がキリスト教を布教した構図です。彼らは絶対的に正しい事として布教をなんの疑いも無く進めたのです。

それと同じ事が21世紀にも行われている様な気もします。差別が存在しない世界は素晴らしいですが、全くなくなる事もないと思います。SDGsも正しい事ですが、それも押し付けがましいと感じます。一体何の権限で押し付けて来るのでしょうか。

そこには、やはり自分達の決定は正しいものであるという傲慢が見えてきます。新しいゲームには新しいルールが必要です。競争社会の中で必然的に損をするルールを設けなければ何時まで経っても変革は起こりません。そこを見据えてルール化が必要になるのです。