新感染症は人類の耐久テスト、合格すれば宇宙連合に加入出来るのか?

新感染症は人類の耐久テスト、合格すれば宇宙連合に加入出来るのか?

まるで次々と送られる使徒の如く、新感染症は次々と新しい変異株を送り出し、人類に挑戦してくるように感じられます。一体この戦いに終わりはあるのか。新感染症今の変異型で終了という楽観論がWHOからも出されていますがまだ時期早々のような気がします。どういう結末になるのかまだ誰にも分かりません。

もしかしてこれは地球侵略を企む太陽系外知的生命体が人類社会の耐久性を調べる為の調査をしているのではないかと最近では思ってしまいます。又は宇宙連合の調査官が人類が宇宙連合の参加資格を有する知的水準に達したかを見る資格審査試験ではないだろうか、と考えてしまいます。

人類はこれまでの所、連戦連敗です。初期の封じ込めに失敗し世界にまん延させてパンデミックを招きました。ワクチンの早期開発には成功しましたが、先進国だけの実施に留まり、蔓延する後進国で変異種が次々と発生し、それが先進国で広がる事を繰り返しています。

またその性質の変遷により感染感度や重症度の変化により、対応すべき戦略も変遷を余儀なくされ、政策の柔軟性が問われています。この難しい資格試験に人類は合格出来るのか予断を許しません。又はどこかの太陽系外生命に征服されるのかもしれません。

もしこのまま新感染症が終息したとしても人類は勝ったと言えるのでしょうか?それは勝手に新感染症が弱体化して勝手に滅んだにすぎません。人類はなにか新感染症に対して影響を与えたと言えるでしょうか。ワクチンは多少重症化や死者を減らしたかもしれませんが、それは一部の国だけの話です。

人類がこれだけ進歩したのに社会的混乱は拍車をかけ19世紀のパンデミックとどれだけ違ったのか。または違ったとしてもどれだけ影響を少なく出来たのか。パンデミックに余りにも脆い社会に対して、もう一段高い対応ができる社会が必要である事を痛感させられた出来事であるのは間違いありません。