今回の感染拡大の一番の張本人はWHO

今回の感染拡大の一番の張本人はWHO

今更言うことでも無いのですが、何となく過ぎたまま、WHOの反省もなく進んでいるのが納得が出来ません。感染症に一番警戒しなければならない組織が機能しなかった事は存在意義が問われる事態です。

一番のミスは早めの渡航制限を提言しなかった事。WHOが言ったからといって決めるのは各国の判断ですから強めのメッセージを出さなければなりません。それなのに、ずっと渡航制限は必要無いと言い続け、各国が渡航制限を始めると間違った政策だと非難し始めたのは不可解過ぎて訳分かりません。

一番甘く見ていたのがWHOでは話しになりません。世界に広めた張本人と言っても良いでしょう。そこまで感染力が無いと思っていたか、有ってもリンクを追えば封じ込めると思っていたのでしょう。しかし無症状で広まって行く、この感染症には全く、これまでの対策は無抵抗でした。

殆ど国が気が付かない内に感染が広がっていて、第一感染者が見つかった時は既に広範囲に感染が潜在していたのです。検査をすれば次々に感染者が見つかり、そのなかの一部の人だけが発熱したりで有症化するのです。

だから爆発的に感染者が増えているように見えても、本当は検査が追いついて無いだけで、実際はもっとジワジワと広がっていたのかもしれません。

誰にとっても、勿論WHOにとっても初めての事で対応出来なかったのでしょうが、未知のモノに対する心掛けとしては失格と云わねばなりません。WHOは世界経済を心配する組織で無いのだから、何も忖度せず、最悪の事態を想定して警戒しなければ意味がありません。

WHOは厳し過ぎるとして、世界から批判される位でないと存在意義がありません。WHO対する批判は多いですが、余りにも批判が多過ぎてこの一番のミスが霞んでしまいます。この致命的なミスは絶対許せないものでしょう。