緊急事態宣言、政府の方針通りの国民の行動結果

緊急事態宣言、政府の方針通りの国民の行動結果

緊急事態宣言が発出されて人出がどう変わったかの調査結果が出ていますが、人数は減っているものの一回目の時より2~4倍の人出があるようです。しかし、それも当然の結果である。政府が今回は新感染症の事がよく判って来ているので、飲食店を中心に対策を行うと明言しているからである。

2回目緊急事態宣言から初の土曜の人出 1回目宣言の2倍から4倍

つまり感染は飲食で起こっているのでその対策を中心に行うと言っています。飲食店の8時まで時短要請が主でそれ以外では前回より制限が弱くなっています。だから市民の方も夜8時以降の外出だけを気をつければ良いとなるのは当然である。

だから、昼間は外出するし、街にも人出が前回程減らないのである。政府の方針通り人々は動いているのである。今になって西村大臣が県境を越えての移動は極力避けてとか外出は極力自粛してとか言っているが時すでに遅しである。そういうのは最初にガツンと言ってないと効き目が無いのである。

一度許されてしまった事は後になって駄目と言っても恐がらなくなってしまうし。医療崩壊と言ってもそれはどこか遠い国の出来事のようで、テレビで色々放送されていても大多数の人にとっては直接目に触れる所では無いので余り効果は無さそうです。

やはり最初は、後から軽減する事は出来るのだから、一回目と同じ強度で緊急事態宣言をするべきだったでしょう。例えそうでも、人々は新感染症に馴れて来ているので恐れも少なくなっているのです。

そういう心理的な所まで踏み込んで作戦を立てなければならないのに、全くなってないと言わざるを得ません。それで人出が減っていないというのはお門違いと言うものでしょう。もうこの政権は本当にグダグダ政権になってしまいました。これで一体どこまで感染者が減るのか不安が残ります。