日本の緊急事態宣言を完全に見切ったGoogle感染予測

日本の緊急事態宣言を完全に見切ったGoogle感染予測

Google感染予測が緊急事態宣言を完全に見切ったようだ。一時、感染縮小に転じる予測を出していましたが、最新予測では拡大継続に予測を改めた。下は変更前の予測です。

新規感染者、今後1カ月で計14.6万人に 14日がピーク Googleが予測

やはり飲食店の時短要請が中心では効果が弱いと判断したようだ。最新版では今後1ヶ月で計19.7万人になっていて、ピークも予測期間外の28日以降で不明である。つまりGoogle感染予測はもっと強い対策が必要という事を示している。

こうなると完全に医療崩壊である。こんな状況にあるのに日本は全く正常運転で大丈夫なのか?一回目の緊急事態宣言のパニック直前位の動揺が今は逆に必要なのだ。トイレットペーパーを買い占める位の危機意識が足りない。パニックにならないのが逆に危ない。

これではまるで茹でカエル状態である。感染禍に慣れすぎてゆっくり熱くなってきて、危険な温度になっていても気付かないみたいな。取り敢えず緊急事態宣言が出たからもう安心、一回目の様に下がって行くに違いないと思っているのか。

前回の成功体験が災いして成功を織り込んでいる。これで効果が出なかったら、それこそパニックが起こるだろう。制御不能、感染爆発、東京都の新規感染者1万人超えも現実感を帯びている。多分80歳以上は入院禁止になる事態も予想される。多分治療放棄してホテルに隔離するしかなくなるかもしれない。

ここまでの事態を予想しなくてならない時点で、この政策は完全に失敗である。もうBプランも考えられない。完全に手詰まり感、何せ日本には緊急事態宣言より強い制限は無いのだから。あれもこれも日本が余りにも平和ぼけしてしまった結果としか思えません。

一つの希望はここ最近の数字が格安PCR検査の登場で急に感染者数が押し上げられてGoogle感染予測が予測を誤ってしまっている可能性です。そうであれば少し過剰な予測をしてしまっている可能性もあります。そうであることを望むばかりです。