ワクチン開始2月中旬から前倒しもワクチン入手の目処立たず

ワクチン開始2月中旬から前倒しもワクチン入手の目処立たず

昨日菅総理がワクチンの開始時期を2月中旬から前倒しすると明言したものの、河野特命大臣はワクチン入手の具体的スケジュールが立っていない事を明らかにした。

河野行革相、弱音…国内ワクチン接種遅れも 首相は強気「2月中旬」前倒し表明

しかし、65歳以上の接種は4月からとなっており途中空白期間が生じる事態も予想される。ワクチン争奪戦は国際的問題になっておりもはや世界大戦レベルの問題となっている。またこの問題はWHOも問題視しており、先進国の独占を非難しているのが現状だ。

日本はこういう国際レベルでの交渉が下手なので心配しかありません。しかしEUの囲い込みやカナダの国民の3から5倍のワクチンを確保しているのも問題である。

日本は感染状況が比較的良かったのもワクチン確保に出遅れた原因ですが国民の安全を優先順序する姿勢も後押しした感もあります。これが最早良かったのか悪かったのか分かりませんが、ワクチン開発の遅れにも繋がったようです。

こういう準備不足も戦争準備が出来ない体制が招いているものです。欧米がなぜ素早く行動出来るのかは全て戦争準備が出来ているからに他なりません。そういう仕組みが国民を守るために出来ているのであり、戦争準備が全て悪い訳ではありません。このままでは有事の際日本は国民を守れない事は明らかであり、日本のこの面での再構築も急がなければなりません。