ワクチンが足りない、効果的な配分方法を

ワクチンが足りない、効果的な配分方法を

7月末に65歳以上の高齢者のワクチン接種が完了の目処が立っていく中で64歳以下のワクチン接種でワクチン不足が懸念されています。そんな中首都圏や大阪では感染者の再拡大が始まっていて予断を許さない状況です。これは効果的なワクチン配布が求められる局面です。

新型コロナ 感染再拡大の東京都 重症患者数40~50代で増加

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いよいよ東京オリンピックも始まる中、何としても感染拡大を止めなければなりません。しかしこの所の感染状況には変化が見えてきたように思います。死者がずっと減ってきて、重症者も昨日増加に転じたものの減少傾向が続いていました。これは減少傾向が続いて再拡大の始まりには重症者も死者も最小になる傾向があって、これから感染者が増えれば徐々に死者も重症者も増えてくる可能性はあります。

しかしこれまでの様に高齢者のワクチン接種がほぼ終わりつつある中、そこまで死者や重症が増えないのではないかと期待されます。今急がれるべきは感染者が増えている首都圏と大阪の50代の人達です。ワクチンが不足する中、首都圏と大阪の50代に優先的にワクチンを接種する必要があります。そうしないとこの人達が高齢者の優先接種の犠牲者になりかねません。

これは緊急を有する事なので河野大臣がトップダウンで進めなければ動かない事でしょう。この臨機応変を達成する事が出来るかがオリンピックの中の非常事態をやり過ごす最大のプロジェクトになりそうです。

ワクチン接種が進んだ英国ではデルタ株による感染再拡大が起きていようと、死者と重症者が劇的に減っているとして政府の行動制限政策を全面的に停止する事を決まました。ワクチンによって新型コロナはインフルエンザと同じ扱いになりました。

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日本もワクチンが慎重だった為に遅れていますがこの冬にはインフルエンザ並みの扱いになる事を期待しています。その為にはこの緊急事態を最後の緊急事態にすべき徹底的な感染対策を実行する必要があります。ですからオリンピックも開催中の途中中止も覚悟をもって決断する必要が求められます。その覚悟が本当に政府があるのか、それが試される事になるでしょう。