まさしく地雷のように敵の戦力を巧みに奪っていくウイルス

まさしく地雷のように敵の戦力を巧みに奪っていくウイルス

事実は小説より奇なりを地で行くような新型コロナウイルス。こんな最弱なウイルスはSFにもなった事は無いでしょう。SFに登場するウイルスは強力で罹ったらまず助からない殺人ウイルス。そうしてパニックを広げていくというのが定番でした。

こんな風邪みたいな症状で致死率も低いウイルスがSFに登場しても中々物語を進めていくのは難しいと思われます。しかし現実は、弱いから人々を安心させ感染を拡大させ少ない人を死亡させ社会を大混乱に陥れていくというとても巧妙なウイルスです。

まるで地雷のように、直ぐに人を殺さず、治療を長引かせ医療負担を最大化させます。これが強力な殺人ウイルスより社会に与える影響が大きくなる理由です。却って軽症で済んでしまう人が多いのもリンクを追えない原因ともなっています。

有る意味社会が容認出来る範囲内だから、徹底した対策が出来ず何とか社会活動を続けながら対処していくという手段を取らせるようにしてしまっているとも言えます。全く悪質なウイルスです。

はっきりしない曖昧なウイルスとも言えるでしょう。お前は強いのか弱いのか。しかしこのウイルスの出現には前振りがあった事を忘れてはいけません。SARSとMARSです。この2つのウイルスはどちらも毒性が強く感染者が直ぐ重症になってしまう為に追跡と隔離が容易でした。

だから、その反省から生まれた改良型だとすれば理にかなった改変です。進化理論からも、前の2つが淘汰されてしまった、からの当然の帰結の進化と言えるでしょう。こうして毒性を弱くして追跡と隔離が困難で、知らない内に感染を広げ、気付いた時は爆発的感染を引き起こしているという最適化したウイルスが誕生したのです。

有る意味人間がその進化に二度も手を貸したウイルスなので、自業自得と言えるかも知れません。ある意味ウイルスにヒント与えてしまったのかもしれないです。こうして人類の最大の敵ウイルスが誕生してしまったのです。スペインかぜ以降、最も成功したウイルスでしょう。何よりも社会を大混乱に陥れたと言う意味ではかなりの強敵です。

そしてこうした弱めのウイルス対する準備も出来ていなかったと言えるでしょう。強毒ウイルスは想定されていましたが、弱毒ウイルスでこんなに社会が混乱するなんて想定出来なかったと言えます。どうしてインフルエンザと同じ対応が出来ないのか、とか様々な課題を残していると言えるでしょう。

【新型コロナ】医療崩壊寸前のロサンゼルス 33秒に1人が死亡する米国