緊急事態宣言を何回も出せば、それが普通になる

緊急事態宣言を何回も出せば、それが普通になる

緊急事態宣言を今出しても、この雰囲気ではどれだけの効果が出るか判りません。春は皆初めての経験でしたので一斉に家に引きこもりましたが、2回目ともなると慣れたもので、様々な理由を付けて外出するでしょう。

また法律的な強制力が無いことも広く知れ渡っているので会社や店舗等も通常営業を続けるでしょう。そうなると緊急事態宣言の意味が本当に問われる事になるかもしれません。名ばかり緊急事態宣言となりかねません。

なのに、政府が緊急事態宣言を躊躇っているのは何故か。やはりどの程度の影響が出るのかが読めないからだと思います。ならば、徹底的なマニュアルを作って、どの程度の行動なら許されるのか、細部に渡って具体的な行動指針を作成すれば良いのです。

そして、緊急事態宣言を出したり引っ込めたり、常に行って感染状況を制御する事が大切なのです。ですから緊急事態宣言を伝家の宝刀にするのでは無く、日常の道具として使うべきなのです。そうすれば使い易い、便利なツールとして使う事が出来ます。

日本は確かに欧米と比べると感染状況が一桁も二桁も違う状況ですが放置して良い理由にはなりません。その中でも旨く制御する事が求められます。感染拡大時には小手先の対策は役に立ちません。一度大きな変化を起こさないと感染状況が変化しないからです。

しかし一度大きな変化を起こして状況が変わると、増大から縮小に変位するので、そこから様子を見て制限を緩めていくことが可能になります。そのきっかけを作る事に失敗しているのが現状です。

欧州は強力なロックダウンを実施して状況変化に成功しています。日本はそこまで多くないから必要ないというのは判りますが、状況変化には失敗しているのです。それは規模に関係なく、変化を起こすには大規模な行動変容が必要という事実です。

こういう当たり前の事が出来ない為政者は失格の烙印を押されても仕方ありません。こんな基本的な事を前に右往左往している政府は最早喜劇というしかありません。そしてそれは国民には悲劇です。こんなゴタゴタしている内に多くの人命が毎日失われていっているのです。その事を本気で心配しているのでしょうか。

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