フランスは非常事態宣言でも全面的な制限できず経済止められない苦しい決断

フランスは非常事態宣言でも全面的な制限できず経済止められない苦しい決断

フランスの感染者急増が止まらない。ついに1日の感染者が3万人超になった。それでも夜間外出禁止はパリなどを始め一部都市圏に限られ、都市間の移動制限も課せられない。昼間は自由行動のままだ。このような現状でも経済を止められないのは、4月からの外出禁止や営業制限で経済がかなり疲弊しており、これ以上の厳しい措置は取れないからだ。

仏の新規感染、初の3万人超え 欧州各国でコロナ対策強化

これ以上の厳しい措置が取れないのは日本も同じだが規模が違う。欧州は各国で感染急増が相次いでおり制限と経済の間で対応が揺れている。またフランスではコロナ対応で政権側の責任問題にも発展しており仏保健相や前首相らに捜査が始まっている。また各地で制限に対する反対運動も起こっており政治的混乱も始まっているようです。

確かに欧州ではロックダウン解除後、緩和策が進み経済は回復途上でしたが、新しい生活様式に移行できず、外食での会話やバカンスなどでマスクもしないで密接、密集、密閉する姿が多かった様に見えました。日本のようにマスクが普及する事は無かったようです。これには自由や個人主義を第一とする欧米の考え方が根底にあり、新型コロナの対応ではどうしても難しくなるようです。

さらに北半球では冬に向かっており、気温の低下と相まってまた爆発的な拡大も危惧されており、ここで感染拡大抑制に失敗すれば経済も大打撃受けて大惨事になってしまう事が危惧されます。ですから一時的にも全面的な制限をして感染を抑え込む必要があるという意見もあります。ワクチンの完成も待たれますが、ここが一番の危機の局面に差し掛かっているような気がします。一時は危機を脱したように見えた新型コロナ流行ですが、また大試練がやって来たようです。