ホンダから見切られたF1は今後どうなるのか

ホンダから見切られたF1は今後どうなるのか

ホンダがF1から撤退するとして一部ファンから衝撃が走った。F1も往年の人気から大分落ちて今では地上波はおろかBS放送でも見られない稀有な存在になってしまいました。今見るならスカパー!かDAZNか、有料放送契約しないと見られません。

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それでも企業としてのホンダがF1から撤退するというは社会現象という側面から経済ニュースとして捉えられたようです。このコロナ禍で自動車業界も大打撃を受けていますので、やむを得ないという見方が強いでしょう。

F1クラスタとしては、やっと勝てるようになって来て、いよいよメルセデスへの挑戦権を得たと楽しみになっていて、今年は打倒メルセデスとして優勝を目指していました。しかし、コロナ禍の変成スケジュールの中、最初から不調で、メインチームのレッドブルは1勝しか出来てなく、優勝は絶望的です。

それで来年こそはという段階での撤退表明ですからガッカリ感も一入です。これにはHonda側の事情も有るでしょうが、F1がメーカーに取って魅力的で無くなった側面も大きいと見られます。クルクル変わるレギュレーション、開発制限が厳しく思ったように開発が出来ないなど。

また、現在F1が採用しているパワーユニットであるハイブリッドシステムもメーカーにとっては目新しい所が無く、開発モチベーションが上がらないでしょう。Hondaの撤退理由に有るように開発は電気自動車等にシフトしているからです。

F1は2022年から大幅なレギュレーション変更がありますが主にボディワーク方面でパワーユニットは大きく変わらないようです。そうなるとパワーユニットサプライヤーとしては継続する理由が見いだせないのでしょう。

これにはF1側の問題もあります。近年F1人気の衰退も言われ、今年はコロナ禍で大打撃なのはF1も同じです。このままハイブリッドを続けるのか、電力システムに移行するのか。はたまた内燃機関を続けるのか。2ストロークエンジン採用も案に上がっています。

電気を使ったレースはフォーミュラEがあり、順調に成長しているように見えます。しかしF1からみると、全くエンジン音がない電気は、コレじゃない感が強いようです。そこで原点に戻って2ストロークエンジンや空冷エンジンが模索されているのだと思います。こうした原始的なエンジンを現代のテクノロジーで蘇させようというプロジェクトです。

また、往年の自然吸気の3000cc V10エンジンも懐かしがれ、こういうクラシックF1という需要も有るでしょう。こういう中、F1の方向性を見いださなければなりません。Hondaが示したカーボンニュートラルもF1に求められる課題てす。全く二酸化炭素を排出しないエンジン。それは生産過程も含めてのものになります。それは燃料も含めて生産過程に二酸化炭素を排出しない事が求められます。

厳密に言うと車の生産から走り終わるまでに燃料を含めて二酸化炭素の排出が合計で0になる事が求められます。こんな時代にF1はどうあるべきか。これは難しい問題ですから一つの解答にするのは困難でしょう。最後には本気の勝負としての側面とエンターテイメント性が求められる事になります。